母性看護学研究室
母性看護学研究室紹介
学部では、思春期から更年期までの女性の健康と支援、特に妊娠・出産・育児期の女性とその家族への看護について講義・演習・実習を担当しています。女性と家族が健康で生き生きと生活できるための看護について学びます。
大学院の前期課程では、ウィメンズヘルス・助産学分野を担当し、助産師の養成も行っています。
教員の紹介
母性看護学領域は以下の6名の教員で構成され、全員が助産師として医療施設に勤務し、分娩介助の経験を有しています。
教 授 大原 良子 准教授 神谷 摂子 講 師 三尾 亜喜代 鈴木 幸子 助 教 勝村 友紀 米川 美那
大学院(ウィメンズヘルス・助産学分野)進学をお考えの方へ
博士前期課程には、高度実践コースと研究コースの2つがあります。
高度実践コース
修士の学位と助産師国家試験受験資格を同時に得ることができます。ウィメンズヘルス・助産学の実践に役立つ課題研究の作成を行います。授業・実習がとても多いので時間管理、体調管理といったセルフケアがとても重要です。また、学生自身で、研究テーマを見出し、対象にアプローチし、時間管理を行い期限までに論文を作成するという「自立」の姿勢が2年で修了するための鍵となります。
1年間の助産師養成所とは違い、2年生の先輩がいるため、実習や研究についてのアドバイスや相談ができるというメリットがあります。
研究コース
修士の学位を得ることができます。ウィメンズヘルス・助産学分野をテーマとした修士論文の作成を行います。助産師の免許を有する方だけでなく、母子保健等に関連した看護職の方も歓迎いたします。
高度実践コースと研究コースの両方を合わせて7名の学生が入学できます。高度実践コースへの進学を希望する愛知県立大学看護学部4年次生は、受験資格を満たすと学内選抜試験を受験することが可能です。詳細は学務に問い合わせてください。
高度実践コースと研究コースの両方の学生が共に学ぶ授業もあり、助産師を目指す高度実践コースの学生は、助産師の経験をもつ研究コースの学生のプレゼンテーションや討議などを通して、実践に役立つ臨床的視点や考え方などを学ぶこともできます。